作り方はいくつかあるのですが、現在動いているWindows マシン上でそのマシンのディスクイメージを作れます。
イメージを作るツールは VMware vCenter Converter といいます。
そしてこのように HDDのデータを変換して仮想ディスクのイメージを作成することを Physical Disk to Virtual Disk、略して P2V（ピー ツー ブイ） と一般に言われます。
今回私が試したのは NEC 製 LL750/A というノート PC です。
途中 0x7B の STOP エラーが発生したりしましたが、ちゃんとできました。
vCenter Converter のダウンロード
vCenter Converter のダウンロードページは検索サイトで「vCenter Converter」とすれば見つかります。
最初は VMware サイトのアカウントを作ってからダウンロードする必要があります。
赤いところを使えばアカウントを作ることができます。（無料なので心配いらないです）
そして License に同意して、VMware Converter をダウンロードします。
2013.2.22現在のバージョンは 5.0.1でした。これも 126MB あります。。。
vCenter Converter のインストール
ダウンロードしたらインストールします。
インストールはすべて画面の指示なりで大丈夫です。
終了後はそのまま vCenter Converter を起動してしまいましょう。
ハードディスクからVMイメージのコンバート（P2V）
vCenter Converter で、イメージを作成します。
「マシンの変換」を選択します。
変換するオプションを指定していきます。
ソースのタイプを選択： パワーオンのマシン （このマシンのディスクイメージを作成するから）
パワーオンのマシンを指定： このローカルマシン （作った後、このマシンで実行するから）
ターゲットのタイプを選択： VMware Workstation または その他の VMwrae 仮想マシン
VMware 製品の選択： VMware Workstation 8.x
仮想マシンの詳細 や 仮想マシンの場所を選択 は適宜指定。（"Windows7" としています）
変換タスクのパラメータの設定 は後で設定できるからこのままでも大丈夫かな。
確認画面のサマリが表示されます。「終了」で変換が始まります。
変換が始まりました。
マシンのパフォーマンスがいきなり落ちます。
使わない時を狙ってやらないとイライラしますよ。
別のマシンでもやったのですが、マシンの操作をしながらコンバートをしたら失敗しました。
Web ブラウザとかメールとかその程度でも失敗したので、失敗しないためには一切さわらない方がいいかもです。
Web ブラウザとかメールとかその程度でも失敗したので、失敗しないためには一切さわらない方がいいかもです。
そして３時間後、無事終了しました。
もともとどのくらいのデータをコンバートしたのかは見なかったのですが、Cドライブの使用領域のちょうど半分が仮想ディスクとなっているので、データをまるまるコピーした感じです。
ノートPCで 170GB のデータをコンバートするのに かかったのが３時間ということですね。
大半がデータ領域なので、それは後で消します。
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作成されたのはこの２つのファイル。
ディスクイメージのvmdkというファイルと構成情報がテキストで書かれたvmxという構成ファイル。
VMイメージの起動
VMware Player で VM を起動します。
VMware Player で「仮想マシンを開く」を選択します。
先ほど作った仮想ディスクのあるフォルダで構成ファイルを指定します。
メモリの割り当てなどを変更し、そしてパワーオンします。
これで OS を起動してみたところ、うまく行かなかったです。
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修復をしたのですがもこれもダメでした。
つぎはパラメータを変えて立ちあげてみます。
ブート画面（左の画面）で F8 キーを押して、詳細ブート オプション画面を出します。セーフモードで起動するときにも使いますね。
そして詳細ブート オプション画面（右の画面）で「システム障害時の自動的な再起動を無効にする」を指定して起動してみます。
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BSOD（Blue Screen of Deth つまり STOP エラー）のコード 0x7B が発生していました。
ややこしくなってきました。
仮想OSの作成 - Windows編 ｖCenter Converter を使ってゲストOSを作る（後編） につづく
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