ダウンロードとインストール
Googleで検索するとマイクロソフトのスクリプトセンターのサイトが出てくるかもしれないです。
このサイトには Log Parser のダウンロードサイトへのリンクも書かれています。
※画面は 2014/11/13 のものです。バージョンは 2.2 となっています。
インストーラをダウンロードしてインストールします。
画面の指示通りで簡単にインストールできます。
Log Parser はスタートメニューにあります。
起動すると、コマンドプロンプトが立ちあがります。
まずは簡単にできることをやります。
イベントログ(システム ログ)の件数を出力します。
ただし、セキュリティログはこのままでは失敗します。
タスクは中断しました。
<from-entity> を開けません。: イベントログ "Security"
を開く際にエラーが発生しました。: クライアントは要求された特権を保有してい
ません。
スタートメニューで Log Parser を起動するのではなく、管理者権限で起動したコマンドプロンプトで実行します。
Log Parser のフルパスは C:\Program Files (x86)\Log Parser 2.2 になります。
良く使う場合には PATH 環境変数に登録するとか System32 のようなパスの通ったところにコマンドをコピーするとかすればいいと思います。
セキュリティ イベントログからログオンイベント(EventID = 4626)を出力します。
ただしこのままでは定期的にこのメッセージが出ます。
何かキーを押してください...
ファイルにリダイレクトしようとするとファイルの中にこのメッセージ(何かキーを押してください...)が書かれて失敗します。
ファイルにリダイレクトするには次のように -o:csv を書きます。
出力形式は csv 以外にもありますが、evt 形式に出力することはできないみたいです。
イベントログファイルの変換
他のマシンから持ってきたイベントログを他のマシン(私がやっているのは Windows 7)で実行する場合には evtx 形式に変換する必要があります。
※ 他のマシンから持ってきたファイルが evtx ファイルだったとしてもこのステップをかませます。
LogParser の検索について
時間を絞って抽出することもできます。
ただし、UTC 時間なので、9時間ずらして記述する必要があります。
11/6 16:00-18:00 のログが見たい
11/6 16:00-18:00 → 11/6 07:00-09:00
複数のファイルを指定することも、複数のイベントIDを指定することもできます。
ID: 4608 - Windows が起動します。(システムクラッシュ、リブート)
※ Windows 2008 の場合
Windows 2008 のセキュリティイベントログの一覧はこちら
Windows 2003 のセキュリティイベントログの一覧はこちら
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