2022年10月3日月曜日

MBR2GPTを使ってディスクの変換を行い、Windows 11へアップグレード

Windows10マシンを無料アップグレードでWindows11にしたいのですが、こんなメッセージが表示されてできませんでした。

メッセージ:このPCは、Windows 11を実行するための最小システム要件を満たしていません。


古ければスペックの問題だろうと思うのですが、(自作とは言え)一番新しいマシンができなかったので、対応できるものならしたいと思います。


画面上にリンクのついている「PC正常性チェックを受ける」を使った結果がこちら。
セキュアブートというものを行わなければいけないとのことで、マザーボードの設定画面(UEFI)でチェックしました。


UEFI → Security → Secure boot
セットアップで CSM を無効にするよう指示が出ました。


Boot → CSM(Compatibility Support Module)
CSM が Enabled となっていたので、Disabled に変更しました。


そうすると、この画面が自動的に立ち上がり、Windowsが起動しなくなってしました。
よく見ると Boot Priority には CentOS Linux と表示されていて、OSも認識していないみたいです。


UEFIの設定を元に戻してWindowsに戻り、msinfi32.exe で確認したところ、BIOSモードがレガシと表示されていました。
この状態はセキュアブートに対応していないとのことです。


次にディスクの管理。
2本のディスクがあります。

システムが入っているのは後で付け足したSSDなのですが、このディスクのプロパティを見ると、パーティションのスタイルが「マスターブートレコード (MBR)」となってました。
これを GPT に変換する必要があるみたいです。


管理者のコマンドプロンプトを起動して下記を実行。
mbr2gpt /validate /disk:1 /allowFULLOS
※diskは認識しているディスク番号。番号は 0 スタートなので注意。

validate の結果が良ければ convert を実行。
mbr2gpt /convert /disk:1 /allowFULLOS
ReAgent.xml の更新に失敗したというメッセージが出ていますが、変換は成功したと書かれています。


再起動してマザーボードの設定画面に入った所、今度は Boot Priority に Windows が表示されてました。


CSM を無効に設定。

Secure Boot を有効に設定。

Intel(R) Platform Trust Technology を有効に設定。


これで Windows 11 の要件を満たすことができました。

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