VMware で起動したゲスト OS 上にインストールする VMware のサービスモジュール VMware Tools をセットアップします。
VMware Tools のセットアップ
ゲストOSを立ちあげます。
そして VMware Player のメニューから「Player」-「管理」-「VMware Tools のインストール」を選択します。
自動再生のダイアログが表示たら「setup64.exe の実行」を選択します。
私のマシン上で起動しているゲスト OS は 64ビット OS のためで、32ビットだと違うファイル名(setup.exe かな?)だと思います。
CD-ROM ドライブにマッピングされるので、自動再生のダイアログが出ない場合にはエクスプローラで CD-ROM ドライブを見ればあるはずです。(下のバーにもそんな感じのことがかかれてますね。)
VMware Tools のインストーラが立ちあがります。
そしてリブートしたら、インストール完了です。
VMware Tools を入れて良かったこと
ここが良かったというのは人それぞれかもしれないですが、私が使った感触です。
マウスのドラッグでホスト OS とゲスト OS 間のファイルのやりとりができる。
これが出来ないとネットワーク上で共有フォルダを作ったりしてファイルのやりとりをしないといけないですからすごく便利です。
ゲスト OS のコンソール画面のウインドウをリサイズすると画面の解像度を自動的に変更してくれる。
大きなウインドウを持ってると画面解像度を上げなきゃいけないし、画面解像度を上げると上下にスクロールしながら画面をみなきゃいけなかったりと、解像度が固定だと面倒なことが多いんです。
これだと大きな画面で使いたい時には全画面表示にしちゃえばいいし、ホストとのファイルやりとりや細かな操作をするときは小さな画面で使えばいいので便利です。
クリップボードの共有(コピペ)
ホスト OS 上でコピーした文字をゲスト OS 上で貼り付けたりできます。
私が感じるメリットはこんな感じですが、実際には VM 環境でクラスタを組んだりするときに必要なツールが VMware Tools に含まれていたりともっと沢山の機能があるようです。
VMware Tools に対して制限をかける
ドラッグによるゲスト‐ホスト間のファイルコピーやクリップボードの共有の無効化
反対に VMware Tools を入れて、意図的にファイルのやり取りやクリップボードの共有をしないようにする場合には vmx ファイルを編集します。
isolation.tools.copy.disable = "TRUE"
isolation.tools.paste.disable = "TRUE"
isolation.tools.dnd.disable = "TRUE"
isolation.tools.setGUIOptions.enable = "FALSE"
isolation.tools.paste.disable = "TRUE"
isolation.tools.dnd.disable = "TRUE"
isolation.tools.setGUIOptions.enable = "FALSE"
ゲスト OS にインストールした VMware Tools の更新をできなくする
VMware Tools は手動更新または自動更新でホストへアップデートをかけるようになっています。
これをさせないように vmx ファイルを編集します。
isolation.tools.guestInitiatedUpgrade.disable = "TRUE"
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