2013年3月1日金曜日

[Windows]API Monitor

API Monitor は指定したプロセスの動作をトレースしてくれるツールです。
ファイルの読み書き / レジストリの読み書き / モジュールのロード / 通信データ などを確認することができます。


ダウンロードとインストール

API Monitor はちょっとわかりにくいです。
というのも同じ名前のシェアウェアとかもあるんですね。
私が使っている API Monitor は rohitab.com というサイトのツールです。(もちろんフリーソフト)
サイトを開いて一番下にインストーラがあります。
3種類ありましたが、Portable というのがインストーラなしで利用できるタイプです。
※画面は 2013/2/28 のものです。バージョンは v2 (Alpha-r12)でした。

そしてダウンロードした【api-monitor-v2r12-x86-x64.zip】を解凍します。
  • apimonitor.ini が設定ファイル。最初のファイルサイズは 0KB ですが、起動すると増えます。
  • 64 ビット OS で動作するときに使うのが apimonitor-x64.exe
  • 32 ビット OS で動作するときに使うのが apimonitor-x86.exe
  • gdiplus.dll は Windows 2000 で実行するときに使うもの、それ以外のOSで使うときはこのファイルを削除してから起動します。
無事 API Monitor の起動ができました。


API Monitor の実行

まず、左上の API Filter のところのチェックを全部つけちゃいます。
どの Windows API をキャプチャするかを指定しています。

特権を昇格して実行するプロセスの場合には Run as Administrator... を指定します。

そしてプロセスを起動します。
ファイルをドラッグしてもいいですし、[Fiile]-[Monitor New Process...]でファイルを指定してもいいです。

ファイルが実行されます。
実行の際に呼び出された API の動作が表示されます。
ファイルの操作やレジストリ、通信などですね。

API Monitor 画面左下の[Running Process]からプロセスを選んで右クリック→[Start Monitoring]とすれば、実行中のプロセスの挙動を見ることもできます。


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